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「古都の呉服屋」セント オブ ジャバン

淡々と…

一昨日、やっとガス給湯器の設置に来てくれました。
1週間待ちました。

当初依頼した業者さんは、急に仮設住宅の仕事に行くことになり2週間後になるとの連絡が入りまして、
何軒かの業者さんに問合せしました。
いづれも即とはいかないようで、震災の影響はこんな所にも・・・


そのガス屋さんのお話です。
「被災地の中で、多賀城市は都市部で人口も多く仙台に近いからこれでも復旧は早い方です、他はもっと遅れてます。
同僚も亡くなりました。こんな工事に出ていて車ごと流されました。
まさか津波がこんな所まで来るとは誰も考えないから、皆車で避難中に渋滞となり、間に合いませんでした……車から火が出て炭化した遺体も見ました………」


こちらで出会う皆さんは、どなたも起こった現実を淡々と話されます。
感情を出さないことに、むしろ悲しみの深さを感じてしまいます。



と、突然孫が
「お兄さん何歳ですか?ボクは○○○○ゆう○、3歳ですっ」
作業中の彼に向かって聞きました。


手は止めず、チラッと孫の方を向いて
「○○歳です」と、
丁寧に静かに答えてくれました。

一瞬和みました。


最近の孫、
地震速報にも慣れたのか?
「今のは震度3だね」 と(以前は怖がってましたが)冷静にテレビ画面見て言ってます。

「ここも津波は来たの?」
車で走っていても何となく津波の跡はわかるようです。


――――――――――――――――――――子供はまるで竹のようだと思います。
成長が一節一節はっきりしていて、
しなるが折れない〜
その柔軟さといい強さといい~

孫に救われる日々です。

娘婿は赴任早々長い出張に出ました。

「お父さん、今頃どうしてるかなぁ?仕事終わってご飯食べてるかなぁー」
誰に言うでもなくつぶやいた私に

「お父さんが働いてお金もらえるからゆう○はご飯食べられるんだ。オモチャ買えるんだ。
だから、いつもありがとうって言うんだ」

そうだよね!
お父さん!嬉しいね(^_-) お仕事頑張って!


☆たかこ☆
by taaachan-55 | 2011-06-12 00:21 | 日記