水無月
6月30日、一年の折り返しの本日、京都では「水無月」を食べます。
京の各神社で行われる疫病除けの夏越祓に出されるお菓子です。
これからの半年の無病息災、特に京の猛暑を元気に過ごす祈り。
三角形は暑気を祓う氷室の氷を表し(平安~室町時代、夏の氷は貴重だった)、
上にのってる小豆は悪魔祓いの意味があるそうです。
下の白いういろう生地は、黒蜜や抹茶味などあります。(写真は黒蜜)
昨日から89歳の義母の体調が発熱頭痛と今一つ…、水無月をベッドサイドに持って行ったら、
「おおきにぃ、頑張って水無月食べて夏を乗り越えんとなぁ、」
と言うてはりました。
…たかこ…
by taaachan-55
| 2009-06-30 11:26
| 京都