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「古都の呉服屋」セント オブ ジャバン

  窓辺のセッコク、その時を・・・

   パソコン教室に昨年秋から週一回通ってます。
   今日は教室の日でした。
   
   晩秋の頃、その教室の校長先生から ラン科の植物 野生種の「セッコク」を
   2鉢頂きました。
   野生のランは何種類かは知ってますが、「セッコク」は初めて目にしました。

   リビングの南向き 窓辺に置きました。
   根の周辺が乾いてきたなと思うころ、他の観葉植物と一緒に水を与えています。
   が、そんなに気に留めてなくて・・・いわば、放置状態です。
   時に見ても、うす茶色の茎だけ数本 もう枯れたのかなと思ったりでした。


   本日、同じお教室の生徒さんが
   「頂いたセッコク、こんな可憐な花が咲きましたよ」と
   携帯でお花の写真を見せてくださいました。

   ほんと 白に近いうっすらピンクの美しいお花!!
   可憐でなんとも上品な花の色と形!!

   そういえば、開花した状態の写真と 栽培方法を書かれたものを添付して
   下さったこと思い出しました。
   いつになったら こんな愛らしいお花つけるのかな と頂いた当時は
   楽しみにしてましたけど・・・すっかり忘れてました。


   帰宅して、早速窓辺に行き しっかり見てみました。

   ところが、我が家の「セッコク」も 一輪かわいいお花をつけているではありませんか・・
   もう感激しちゃいました。
   「気づかずにごめんなさい」 あやまりました。

   人知れず、時期が来たらちゃんと開花しているなんて・・・・・
   厳しい冬をじっと耐え、さわぐこともなく、自己主張もせず、ひそやかに
   その時を待っていたんですね。

   この2~3日のポカポカ陽気を ちゃんと分かって 静かにひっそり咲いた
   一輪のセッコク・・・何という生命力でしょう。
   けなげでいとおしくて感動しました。
   そして、私もこうありたいなと思いました。

   今、その時を知って ただあるがまま。


   「セッコクは、長生蘭という名で 江戸時代以来、長い栽培の歴史をもつ
   古典園芸植物の一つでもあるのです。白色の美しい花を咲かせます。
   その可愛らしく清楚な姿が好まれて、古くから栽培が行われてます。
   今回お配りするのは 野生種です。
   当校の校長が手塩に掛けて育てたセッコクの株分けです。
   どうぞ可愛がってやって下さい」

   添付して下さった文章です。

   校長先生 ありがとうごさいます。
   我が家のセッコクも立派に咲いてますよ。

  たかこ 

    

  
   

   
by taaachan-55 | 2007-03-01 00:33 | 日記